2024年04月05日

エジプトで開催されたプロゴルフツアー「アレグリア・オープン」

プロゴルフツアー2024(2024 Pro Golf Tour)が1月と3月にエジプトのゴルフ場4か所で開催されました。
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プロゴルフツアー2024とは、ヨーロピアンツアー公認の第3レベルのプロゴルフツアー。以前は「ヨーロッパ・プロフェッショナル・ディベロップメント・ツアー(EPD Tour)」と呼ばれていたものです。
マルティン・カイマーはこのツアー出身です。


エジプトとゴルフ場のイメージがなかなか結び付かないかもしれませんが、エジプトには、高い透明度を誇る美しい紅海を望むゴルフ場や、ギザの三大ピラミッドが眺められるゴルフ場など、魅力的なゴルフ場が付属するホテルやリゾート施設がたくさんあります。

Tripadviserの「エジプトのゴルフコース2024」の最新版では、紅海県のソマベイのゴルフ場が1位でした。そういや、ソマベイを「世界で行きたいゴルフ場トップ10」に選んでいた人もいました。

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Tripadviser「エジプトのゴルフコース2024」第2位「エル=グウナ・ゴルフクラブ」(紅海県)

現在建設中の新首都には、ゴルフ場が付属する高級コンパンド『 Suli Golf Residence 』が2027年に完成予定だそうです。


プロゴルフツアー2024に話を戻しますと、2024年のエジプト開催の大会は次の4つです。

■プロゴルフツアー2024のスケジュール(エジプト開催のみ)

・1月22日〜25日 Red Sea Ain Sokhna Open 2024
・1月28日〜30日 Red Sea Egyptian Classic 2024
・3月12日〜14日 Allegria Open 2024
・3月17日〜19日 NewGiza Pyramids Challenge 2024



今日は、3月12日から14日かけて開催された「アレグリア・オープン2024」についてご紹介します。
この大会には、ヨーロッパの男子ゴルフの最高レベルである「ヨーロピアン・ツアー」や第2レベルの「チャレンジ・ツアー」に参加資格がないジュニア達を中心に、世界から参加選手が集まりました。
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会場はギザ県のアルグリアゴルフ場。
コースの設計者はかの有名な「グレック・ノーマン」。
湖や小川、岩、植物などのある起伏の多い地形に自然に溶け込むようなコースとなっています。
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この大会の優勝賞金は5000ユーロでしたが、大会の運営資金がまだまだ潤沢ではないため、専用キャディーはつかず、ゴルフバックを乗せたカートを自分で引いていました
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優勝したのは24歳の誕生日を5日前に迎えたばかりのスイス人のセドリック・ググラー。
3日間で12アンダーという成績で単独優勝した彼は、満面の笑みを浮かべ、3日後に始まるニュー・ギザ・ゴルフ場の大会へと向かっていきました。
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アルグリア・ゴルフ・クラブの総支配人は、ナーエラ・アッタールさん。
冬場も暖かいエジプトを売りに、ゴルフツーリズムを推進している元PGAゴルファーです。
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エジプトでゴルフ場がたくさんあるのはアルグリア・ゴルフ場のあるギザ県と、紅海県です。

紅海の西岸に位置する紅海県。
ダイバーが憧れる世界屈指のダイビングエリアである紅海沿岸には、魅力的なリゾートが点在します。
そのすばらしい景色の中でプレイするゴルフもまたすばらしい体験になること、請け合いです。

遺跡と砂漠だけではない、いろいろな顔をもつエジプトにぜひ!





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2024年04月04日

2024年04月01日

カイロのラマダーン2024(2)イフタール

ラマダーン月の日没後の最初の食事は「イフタール」と呼ばれます。
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自宅で家族と食卓を囲むのが慣習になっており、日没の1、2時間前になると、家路を急ぐ人で街があわただしくなります。
イフタールのために、オレンジやタマリンドのジュースをボトルで買ったり、クナーファやバスブーサ、シロップ漬けのナッツ入りスイーツなどをお土産にしたり。
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左:ナッツ入りクナーファの一種 右:バスブーサ 

ちなみに、エジプトの母の日は3月21日なのですが、その日は、花を買っている人も多く見かけました。
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もちろん、日没までに自宅に戻れる人ばかりではありません。
職場の仲間とイフタールをともにする人もいます。
日中野菜や果物を売っていた人たちが台車の側に集まって食事をしていたり、大工さんや職人さんたちが工務店の店先にテーブルを出して一緒に食べていたり。
夕暮れの光の中、そうした光景を見ると、気持ちが温かくなります。


ラマダーン月はとりわけ共同体内での善行が奨励されています。
経済的に余裕のある人が無料でイフタールの食事を提供する「慈悲のテーブル」が街のそこかしこに設置されます。
日没のアザーンが鳴っても働いている人のために、せめて喉の渇きを癒すようにと、通り過ぎる車やバスの運転手に紅茶やジュースなどを無料で配っている人もいます。
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イフタールの後の過ごし方は、皆それぞれです。
日没後に毎日放送されるラマダーンの連続ドラマを見たり、タラウィーフと呼ばれるラマダーンの特別礼拝のためにモスクへ赴いたり、街やスポーツクラブに遊びに行ったり。
ちなみに、今年のドラマは11世紀から13世紀にかけて活動したとされるシーア派分派の暗殺集団伝説に基づいたストーリーで、大きな反響を呼んでいます。


今年のラマダーンも残すところ1週間ちょっと。
とあるプロバイダの広告の閉め文句、「いつも皆でフィタールを共にしよう」の言葉通り、カイロの人々の絆が一層強く感じられるラマダーンを、もう少し楽しみたいと思います。


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2024年03月29日

カイロのラマダーン2024(1) ラマダーン飾り

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カイロは今ラマダーンの真っ最中です。
ラマダーンとはイスラム暦の9番目の月のこと。
ムスリム(イスラム教徒)は、1か月間、夜明け前から日没までの間、水、食物を問わず口から体内に入るものを断ちます。
それだけ聞くと厳しい規則のように感じますが、高齢者や病人、旅人など、個々人の状態に応じた例外規定があり、無理を強いるようなものではありません。
むしろ、多くの人が、ラマダーンを1年で最も楽しみな月だと感じているようです。
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今年のラマダーンは、エジプトでは、西暦2024年3月11日から始まりました。
(イスラム暦の1日は日没とともに始まるので、正確には3月10日の日没からになるのですが。)
ラマダーンを迎える1か月以上前から、お店では「ファヌース」と呼ばれるラマダーンのランプが売られ、街角やスーパーではラマダーンの楽しさを歌う音楽が流れ、徐々にラマダーン気分が盛り上がっていきます。
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ファヌースや飾り付け用品を売る店
大きさや見た目にも色々種類があります。

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夜空に浮かぶファヌース


また、街路にも、ラマダーン前から、ラマダーン飾りがあふれるようになります。
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大通りのきらびやかなイルミネーションはもちろんのこと、庶民的な地区の奥まった路地にもビニールテープなどで作った飾りがたなびきます。
そうした場所では、住民が費用を出し合って飾り付けているだそうです。
決して豪華とは言えない装飾ですが、無数のテープが夕日や夜の電灯に照らされ、風に揺れる様を見ていると、そこに暮らす人々のラマダーンへの想い、地区への愛情、一体感が伝わってくるようで、心を動かされます。
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ラマダーン月だからこそ見られるカイロの風景ですね。

(次回に続く)





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2024年03月26日

明日のBSP4K『アフリカ縦横無尽』はナイル川です!

弊社がコーディネートなどを担当した下記の番組が明日の朝放送予定です。

『アフリカ縦横無尽』
絶景と悲劇の大陸をゆく 第2集


NHK-BSP4K
3月27日(水) 午前9:30 〜 午前11:00


是非ご覧ください!


■NHK 公式HPより
アフリカの絶景を4Kの映像美で描く「アフリカ縦横無尽」。 絶景の道は悲劇の道だった。

世界最長の大河、ナイル川を縦断!爆発するかのような滝や野生動物の楽園。エジプトの古代文明。ナイルは恵みの川だ。しかし今、ナイル川は“争いの川”となっている。




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南スーダンのナイル川

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南スーダンのナイルに沈む夕日

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スーダン・ハルツームを流れる白ナイル

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ハルツームの夜明け

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エジプト・デルタ地方のナイル川




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