2019年11月25日

明日のBSプレミアム『アナザーストーリーズ運命の分岐点』はアブ・シンベル神殿です。

弊社が撮影コーディネートを担当した下記の番組が、明日夜9時から放送予定です。

◇BSプレミアム『アナザーストーリーズ運命の分岐点』
巨大遺跡“引越し”大作戦〜エジプト アブ・シンベル神殿
11月26日(火) 午後9時00分より


※再放送予定:12月2日(月) 午後11時45分


1952年のナーセルのエジプト革命後初代の文化大臣となったサルワト・オカーシャや、アスワンハイダムの建設にまつわる話も注目です。

世界遺産のことを知りたい方、エジプト古代文明の好きな方、遺跡の保存技術に興味のある方、エジプトに行ってみたいと思っている方、国際協力に関心の高い方、そして、この番組の好きな方、ぜひご覧ください。


◇公式サイトより

このままでは、神殿が沈んでしまう!1960年代、エジプトの巨大ダム建設で水没の危機に直面したアブ・シンベル神殿。その救出に、立ち上がった熱い男たちがいた!一枚岩に彫られた世界最大級の神殿をどう移動させるか?さらに、古代エジプト人がしかけた“奇跡”の再現はいかに?!冷戦のさなか、資金集めに奔走した男も。そして、門外不出のツタンカーメンの黄金のマスクが日本に来る!世界遺産誕生に繋がった奇跡の救出劇!

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2019年10月10日

10月16日放送のBS-TBS『新・地球絶景紀行』はエジプトです!

BS-TBSの『地球絶景紀行』が、『新・地球絶景紀行』というタイトルで復活します。

初回の2時間スペシャルは、エジプトで撮影されました。


地中海沿岸のアレクサンドリアから、首都カイロやピラミッドのあるギザ、古代エジプトの都であった遺跡の宝庫ルクソールを経て、ヌビアのアブシンベル神殿まで、ナイル川をさかのぼっていきます。

エジプトファンの方だけでなく、古代エジプトや遺跡に関心のある方、海外の生活や食べ物に興味のある方、ただただきれいな風景を見たい方、どなたにもお楽しみいただける番組となっております。

何より、ナイルとその沿岸の美しい映像、まさに“絶景”を、是非ご覧になってください。

BS-TBS『新・地球絶景紀行』
#1 エジプト・ナイル 今昔物語
2019年10月16日(水)放送
初回は2時間スペシャルで、よる9時から放送!




■『新・地球絶景紀行』公式サイトより
日本から飛行機で13時間のフライトで行くエジプト。今回は地中海から南のアブシンベルまで、ナイル川沿い1500キロを大縦断!歴代の王たちが残した4つの世界遺産を巡ります。そこで出会ったのは5000年変わらぬ姿と今を生きる人々が築きあげた絶景です。

旅の始まりはエジプト第二の都市、アレクサンドリア。地中海沿いのこの街は、
エジプト国内だけでなく、ヨーロッパなどから年間何百万人も訪れる人気のリゾート地。この街の特徴は、クレオパトラが愛した街だということ。学校や駅、市場などあらゆる場所にその名前が刻まれ、目の前の海にはクレオパトラがすごした神殿が海底遺跡として埋まっている。そしてもう一つのこの街の名物は何と言っても地中海で取れる新鮮な魚。旬だというボラのグリル焼きや、小ぶりで柔らかいのが特徴のイカをクレオパトラの神殿が埋まっているという地中海を見渡せるレストランでいただきます。

ナイル川沿いにはナツメヤシの実を取る風景が広がる。古代エジプトの時代から変わらず、素足で登って収穫。この実と水さえあれば生きていけるという、砂漠ではかかせない栄養源。エジプトの首都カイロ。人口約1000万人を抱える大都市へと成長。中心部をナイル川が流れ、ピラミッドがあるギザ地区など、いくつかのエリアに別れています。カイロの定番はコシャリというエジプトならではの辛口のファーストフードを食べて甘口のアイスを食べること。カイロに来たらはずせない巨大な市場、ハーンハリーリへも。

そしてギザの3大ピラミッドも。高さは139m、1辺の長さが230mある四角錐の形。200万個以上の石を積み上げて作られている。約4500年前の古代エジプト第4王朝の時代クフ王のピラミッドは2万人もの労働者たちが20年をかけて建設されたといわれています。その当時はナイル川がこの近くを流れていて建設用の切り出した岩や生活のための物資を船で運ぶことで完成しました。
そして息子のカフラー王、そして孫にあたるメンカウラー王のピラミッドが並び立っています。これは3代にわたる王の家族のピラミッドなのです。一番巨大なクフ王のピラミッドの内部へも。最近、新発見があり、日本とフランスとエジプトの共同チームが特殊な技術でクフ王の間の壁の向こうに長さ30メートルの巨大空間があることを発見したそう。

そしてあまり観光客が行かない、ラクダを売るラクダ市場へ。ビルカーシュという村で国中のラクダの商いをする人が集まるところ。そこで思わぬ食体験も。そしてカイロの最後に、出来たばかりのホテルの屋上で素晴らしいピラミッドの絶景に出会う。茜色に染まった空を背景にピラミッドのシルエットが浮かび上がります。

ルクソールはかつてテーベと呼ばれ、古代エジプトの時代、都となった場所。ナイル川をはさんで東西に、たくさんの神殿や遺跡があり、エジプトでも最大級の、カルナック神殿へ。神殿の建築は3500年前に始まり、歴代の王たちによって、増築された。その広さは東京ドームおよそ22個分。建設にかかわった王は30人以上いるといわれている。彼らは、戦いに勝利するたび神に感謝し、神殿の増築を繰り返した。

エジプト史上初女性として最も強大な権力をほこったハトシェプスト女王の葬祭殿へも。葬祭殿とは、王の葬儀や礼拝のために建てられた建物のこと。山の目の前につくられ、当時では珍しい3階建てのデザインも女王が権力を見せつけるために作ったといわれている。
旅はルクソールから、アスワンまでクルーズ船で移動。豪華な客船で優雅な時間が過ごせます。アスワンでは独特の言語や、生活習慣を持つヌビアの人々が住む村へ。

そして旅の最終地アブ・シンベル神殿へ。
紀元前1300年、古代エジプト新王国時代、当時絶大な権力を握った王、ラメセス2世によって建てられたアブシンベル神殿。石造の高さはおよそ21メートル。正面にある4体の像はすべて自身の姿。当時では90歳という驚異的な年齢まで生きながらえ、少なくとも80人の子供を作ったと言われる、エジプト最強の王でした。エジプトで一番最初に世界遺産に認定された神殿。51年前、アスワンハイダムを作る際に人口湖ができて、神殿が水没する危機が訪れた。そのためエジプトの職人たちが、神殿をブロックに切断して運び、今ある場所に、そっくりそのまま、組み立てなおしたという。移築作業に携わった当時の職人の元へ。神殿復活の秘話に迫ります。




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2019年06月20日

エジプトの元柔道選手「ラシュワン」氏に日本の勲章

2020年7月24日の東京オリンピック開幕まで、あと400日ジャストとなりました。

日本のテレビでも、過去のオリンピックの話題がよく取り上げられるようになってきています。

オリンピックの話題で、エジプトの選手が注目されることはそう多くはないかもしれません。
しかしながら、1984年ロサンジェルス五輪、男子柔道銀メダリストのラシュワン選手だけは、一定以上の年代の日本人にとって忘れられない存在となっています。
この35年間、彼のことは、日本のテレビでも繰り返し取り上げられてきました。


1984年ロサンゼルスオリンピック、柔道男子無差別の決勝でのこと。
この大会中、当時の世界チャンピオンであった日本の山下泰裕選手は足を痛めていました。
その山下と決勝で対戦したラシュワンは、山下の負傷している右足を攻めることなく、怪我をしていない左足だけを攻撃しました。
結局、ラシュワンは、山下に横四方固で敗れ、銀メダルに終わりました。

試合後、ラシュワンのこのスポーツマンシップは大きな話題となりました。
結果、この年、ラシュワンは国際フェアプレー賞を受賞しました。

山下とラシュワンのこの試合のことは、現在まで語り継がれています。
例えば、一昨年、茗渓会理事長の江田昌佑さんは、柔道家の山口香さん(筑波大学準教授)との対談の中で、講道館柔道の創始者であり「柔道の父」とも呼ばれる「嘉納治五郎」の柔道精神が世界にきちんと伝わっている例として、ロサンゼルスオリンピックの決勝戦の時のラシュワン氏に触れています。
試合翌日の読売新聞には「山下が右足を痛めていたのは分かっていた。だからこそ僕は右足を攻撃しなかった。それに山下が強かったから自分は負けたのだ」というラシュワンの言葉が載ったそうです。
http://www.meikei.or.jp/data/uploads/2017/10/1095.pdf


このラシュワン氏ですが、先月発表された春の叙勲において「旭日単光賞」を授与され、そのことは、エジプトでも記事になりました。
The_Order_of_the_Rising_Sun,_Silver_Rays.png
内閣府

私たちも、過去に何度かラシュワン氏を取材させてもらったことがありますし、日本まで同行して通訳したこともありました。
近いうちにまたお目にかかれることを楽しみにしております。
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ちなみにですが、ラシュワンさんの受勲が発表された官報を見ると、今回、もう一人、エジプト人の受勲がありました。
以前エジプトの外相だったナビール・ファハミ氏(5年前に死去)で、彼には「旭日大綬章」が授与されたそうです。


◇ラシュワン氏の受勲の資料【令和元年春の外国人叙勲】
賞賜:旭日単光章
功労概要:エジプトにおける柔道の普及及び対日理解の促進に寄与
主要経歴:元エジプト柔道・合気道・相撲連盟、柔道代表チーム技術顧問、元柔道エジプト代表選手
氏名:ムハンマド・アリ・アハマド・ラシュワン(Mohamed Aly Ahmed Rashwan)
性別:男性
年齢:63歳
住所:エジプト アレキサンドリア県 アレキサンドリア市




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