2020年06月04日

明日のBS-TBS『世界の窓』はモンテネグロのプラヴの窓です!

BS-TBS『世界の窓』明日の放送は、先週に引き続き、弊社が撮影コーディネート及びリサーチを担当したモンテネグロの窓です。

◇2020年6月5日(金)よる10:54〜11:00 
BS-TBS 『世界の窓』
#675モンテネグロ/プラヴ「石造の塔」


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ぜひご覧ください!

◇番組公式ホームページより
モンテネグロ北東部の街プラヴ。
町にはクラと呼ばれる石造の塔がいくつも建っている。
それらは町の見張り塔としての役割があった。
最も古いのは15世紀に建てられたと伝わる。
四角柱の4面のうち、3面に出窓がついている。
そのクラの一族は統治者でもあったので、窓辺の椅子に座り訪れる人々を見ていた。
さらには祈りの前のお清めのために作られた出窓もある。
代々守ってきたその一族の誇りとも言える石造の塔だ。



また、前回5月29日の放送は、モンテネグロの古都「コトル」の窓でした。
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◇番組公式ホームページより
#674モンテネグロ/コトル「コトル湾の宮殿」
モンテネグロの港町コトル。
その中心にある広場に、18世紀初頭に完成した宮殿があった。
地元の伯爵が建てたその宮殿は、白い石壁に均等に配置された窓と緑の鎧戸が映える。
海風が強い季節に合わせ、ルーバー窓や突き出し窓など様々な開き方で調整できるようになっている。
そして窓枠は、近隣の島からその場で切り出し加工して持ってきたものだと言う。
それはまさに富の象徴だった。






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2019年11月05日

モンテネグロのオストログ修道院


首都ポドゴリツァから北西に向かう国道M18号線を車で走りました。
まぶしいほどの青空の下、周囲にはブドウ畑や小麦畑が広がります。
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岩肌をくりぬいて作られたトンネルを超え、風の心地よさから徐々に高度が上がっていくのが感じられます。
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途中、裸足で坂道を上っていく人たちをたくさん見かけました。
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坂を上っていく人たちが目指していたのは、そう、ここ、オストログ修道院です。
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標高800メートル、九十九折の坂道を延々と上った先の長い階段の末に、この修道院はあります。

修道院の入口付近では、たくさんの人が毛布を敷いて休んでいました。
モンテネグロの近隣諸国から巡礼に来た人達はこの場所で祈り、修道院の傍で2日間を過ごした後にそれぞれ帰途につくんだそうです。
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断崖絶壁に埋め込まれたように建つ白亜のオストログ修道院は、ダニロヴグラード自治体内に位置し、聖母被昇天教会と聖十字架教会という二つの教会で構成されています。モンテネグロ最大のキリスト教の聖地であり、世界中から毎年10万とも100万ともいわれる人々が巡礼に訪れます。
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修道院は17世紀に聖ヴァシリエというひとりの修道士によって築かれました。それ以降、俗世と切り離されたこの土地で、多くの修道士が祈りを捧げてきました。

岩間から湧き出る聖なる水。この水を飲むだけで、身も心も洗われ、それまでその人の起こった忌わしい出来事をすべて洗い流してくれるんだそうです。
裸足でここまで上ってきた人たちは、新しい人生を切り開く願掛けをしているのです。
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こんな小さな巡礼者が昼寝から目覚めました。
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セルビアからやってきた家族です。数年前から今回の巡礼を計画していて、やっと実現したんだそうです。
「ここで、マケドニアから来た巡礼者と知り合うことができたんだ。ここは『世界の窓』のような場所だよ」
長男がそう語ってくれました。
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教会から山の下を見下ろした風景です。
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「オスマントルコ時代、セルビア正教徒は、山の上のより高い所へ隠れるようにストーンハウスを築き、周囲の山を工夫して開墾して、自分たちの命と生活、信仰を数世紀の間守って来たんですよ」
そう話してくださったのはポドゴリツァからやって来た日帰りの巡礼者です。
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山の下からは上にある修道院も民家も畑も見えず、木々が隠れ蓑の役目を果たしてくれたそうです。

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2019年10月21日

モンテネグロの首都ポドゴリツァ

モンテネグロはバルカン半島に位置する人口62万人の小さな国です。
首都はポドゴリツァ。
現在モンテネグロ最大の都市です。
山々に囲まれ二つ川が合流するこの町の歴史は古代ローマ以前にさかのぼり、歴史の中で何度も町の名を変えてきました。
年配の方であれば、第二次世界大戦後から1992年までの名称「ティトーグラード」のほうがなじみがあるかもしれません。

街の中心には、独立広場(旧・共和国広場)があります。
2006年の大規模な改修で全体が舗装され、中央に噴水が建設されて、車の入らない広場になりました。
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街のあちこちのベンチで、市民がくつろぎの時間を過ごしていました。

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ベンチに座る二人の女性


中心街の古い建物が立ち並ぶ一角で、こんなアート作品を見つけました。
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カフェバーも派手に塗られています。
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恐る恐る中に入ってみると。
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中は、若者たちの仕事場兼社交場でした。
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この若い三人組には、郷土料理の穴場を教えてもらいました。


洒落た小物のお店の入口には武器をもった男性と楽器の絵が。
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街のあちこちに銅像もあります。
ちなみに、これは、ロシアの文豪、プーシキンの銅像だそうです。
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道を尋ねると、誰もが親切に答えてくれます。
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旧市街にも行ってみました。
ここは現在も住民の生活空間です。
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旧市街で暮らすこの男性は、毎日夕方4時頃から、ここで地元のビールを1本飲むのが日課だと言っていました。とは言いながら、瓶は2本ありますね👀。
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町の中心から15分以内で歩けるようなこじんまりした首都。
この街にいると、時間の流れの速度がとてもゆるやかに感じられ、ベンチでのんびりしたくなる気持ちも分かります。

ベンチの傍に咲く小さな花までが癒してくれるというおまけつきでした。
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