2019年03月02日

キプロスのカトー・ドリス村

パノレフカラ村へ行く手前に、観光化されていない素朴な小さな村があると、物知り運転手に教えてもらい、薦められるがまま連れて行ってもらいました。
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ここがカトー・ドリス村の郵便局。
村人の郵便ポストはここにあります。
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この村の人々の生計を支えているのが素焼きの壺です。
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運転手さんの説明によると、石の窓枠や玄関扉の上部に三角形のペディメントがある家は、名家なんだとか。

カトー・ドリス村の中心部に位置するArhonitko Frangosは1926年建築の邸宅です。
玄関の扉の横に書かれた数字「1926」は、建築年を表しています。
現在は、きれいに修復されており、泊まることもできるようです。
中庭を囲んで、6つの部屋があるそうです。
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正面玄関扉には、以前は、このような銀や真鍮のドアノッカーやドアノブが使用されていました。
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この住宅の玄関にも三角形のペディメントが載っていますね。
数字の1996が建築年だとすれば、新しい建物ですが、玄関のデザインに重厚さを出したかったのかもしれません。
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街の集会所に迷い込みました。
村の男性たちがトランプのブリッジを楽しんでいました。
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ざくろの絵が描かれた家がありました。
このあたりも、レバノンやトルコ同様、ざくろのシロップを使ったサラダや煮込み料理が多いそうです。
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あら、先ほどブリッジを楽しんでいたおじいちゃんです。
今度は息子さんとお孫さんと一緒でした。
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キプロスは、窓の形や色合いが気になる村が多い国です。

たとえば、ラルナカの西にあるレメソスの町にはこんな窓がありました。
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首都のニコシアには、以前モスクだったところを教会に変えた建物が。
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パノレフカラには、こんなに華やかなコバルトブルーの窓。
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村や町によって微妙に窓の形が変わり、その場所場所に暮らす人たちの気持ちが伝わって来ますね。



posted by Backbone at 08:00| キプロス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月01日

キプロスのラルナカ

キプロスの首都はニコシアですが、キプロス最大の空の玄関があるのは、第2の都市「ラルナカ」です。

首都ニコシアにあった国際空港のほうは、1974年のクーデターと、それに続いたトルコの軍事介入の後、閉鎖されたままで、今やSF映画さながらの廃墟と化しているようです。

キプロスには、海水浴を楽しみにやってくる観光客が多く、夏場の人口はこの国の通常の人口の5倍にも膨れ上がるんだそうです。

今回訪れたのは、11月のシーズンオフだったので、落ち着いた雰囲気の中で、キプロスの日常に触れることができました。
とはいっても、日差しの強さはまだまだかなりのもの。
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海岸から少し歩いたラルナカの街の中心あたりに、聖ラザロ教会があります。
イエス・キリストの奇跡によって死からよみがえった聖ラザロが、主教を務め、死後埋葬された場所に建っている教会です。
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ラルナカは、古代ギリシア時代は「キティオン」と呼ばれていました。
紀元前4世紀、この町で生まれた「キティオンのゼノン」は、古代ギリシアのヘレニズム哲学の一派である「ストア派」の創始者として有名です。

教会の広場のすぐ隣には、白い壁にコバルトグリーンの窓枠の建物がありました。
真っ青な空に一段とはえます。
海の向こう、エーゲ海に浮かぶギリシアの島々と、その向こうにあるアテネに思いが飛んでいくようです。
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こちらは、白い壁にコバルトブルーの窓枠の建物です。
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広場の周りの素朴な味のパンやコーヒーを出してくれるカフェがありました。
若者たちが遅い朝食を楽しんでいます。
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広場から路地をぶらぶら歩いていて、骨董屋さんを見つけました。
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素敵なイヤリング。
色合いが窓枠と同じですね。
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途中、猫を見かけたので、思わず追いかけてしまいました。
猫は、昼食にはまだ早い無人のレストランを通り抜け、車の下に逃げ込みました。
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あれっ、この猫の顔、誰かに似ていますね。
もしかして、レアル・マドリードのモドリッチ選手?



posted by Backbone at 16:49| キプロス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月13日

キプロスのパノレフカラ

ラルナカ郊外のパノレフカラを訪れました。
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キプロスは、1571年から1878年にかけてオスマントルコ領トルコでしたが、この村の住宅のほとんどがその時代からのものです。
パノレフカラは、16世紀には、キプロス最大の町だったそうです。

100年、いや、200年、300年、400年と長い時間を生き抜いてきた石造りの家々。
そして、車の通れない狭い路地。
そんな場所を歩くのはワクワクします。
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ちなみに、パノとは、「上」を意味し、パノレフカラ村は隣にあるカトレフカラ村よりも高い場所にあります。
キプロスは、昔、海賊に村を襲われることが多かったので、海から見えにくい山あいの地に隠れるように多くの村がつくられたんだとか。
ただし、パノレフカラの場合は、もう少し後の時代、このあたりが安定してから作られた村だと住民は話していました。
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街を散策していてる途中、土砂降りの雨にあいました。
しかたなく古い石積みの家の軒下で雨宿りをしていると、暖かく装飾された家の中から人の声がしました。
雨が止むまで家の中で待つようにとのやさしいお言葉。
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招き入れてくださった内部は、暑い夏でも涼しく過ごせそうでした。
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雨が止んで、外に出ると、ウェディング写真を撮っているカップル。
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パノレフカラ村は、歩いているだけでこちらまで幸せな気分になれるような素敵な素敵な村でした。



posted by Backbone at 17:10| キプロス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月08日

キプロスで舌鼓!

トルコの南、東地中海に位置するキプロスを訪れました。
エジプトから見れば、ポートサイドのちょうど真北あたりです。
首都はニコシア、公用語はギリシア語。


まずは、キプロス・コールド・ブレックファストで腹ごしらえ。

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オリーブには、コリアンダーがたっぷりとかかっていました。
店員さんのお薦めのファーマーブレッドは、噛めば噛むほど味が深くなって、とても美味でした。

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海に囲まれているキプロスといえば、なんと言ってもシーフード料理です。
エビ料理、イカ料理、タコ料理、、、、、色々食べました。

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一番のお目当てはタコのグリルだったのですが、残念ながら品切れで、やっとお目にかかれたのは3日目の夜でした。

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レストランのオーナーによると、3日間太陽の下で熟成させたんだそうです。
柔らかい身にオリーブオイルやスパイスがマッチして、絶妙な味わいでした。

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どこのレストランにも必ず大きな猫がいます。
それがキプロスだと、誰もが微笑みます。

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posted by Backbone at 14:56| キプロス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする