2020年08月27日

テレビ朝日「世界の街道をゆく」9月の放送はアゼルバイジャン!

弊社が撮影コーディネートを担当した下記の番組が再編集され来月放送予定です。

テレビ朝日『世界の街道をゆく』
コーカサス 思い重なる歴史の道・アゼルバイジャン(仮)
2020年9月1日(火)〜9月30日(水) 毎日午後8:54〜



■公式サイトより
ヨーロッパの東。北海道ほどの広さに、およそ1000万人が暮らすアゼルバイジャン共和国。古代より天然ガスや石油が湧き、今急速に発展を続ける国だ。第2のドバイとも呼ばれる首都・バクー、コーカサス山脈奥地の村・キナリック、ワイン発祥の地で消えかかったブドウ作りを復活させた村・マドラサ、少数民族ウディが暮らす村・ニジ、かつてシルクロードの隊商が行き交った古都・シェキ、5〜6世紀に拓かれたというシルクロードのオアシス都市・ガンジャ・・・。カスピ海とコーカサス山脈がもたらす恵みの土地では、この地を過ぎ去った数々の歴史を今に伝える人々と出会うことができる。大国に挟まれ、歴史に揉まれて来たこの地で、誇り高く民族の歴史を守り続ける男や女たち。シルクロードの要衝であったアゼルバイジャンの街道を辿る。ヨーロッパの東。北海道ほどの広さに、およそ1000万人が暮らすアゼルバイジャン共和国。古代より天然ガスや石油が湧き、今急速に発展を続ける国だ。第2のドバイとも呼ばれる首都・バクー、コーカサス山脈奥地の村・キナリック、ワイン発祥の地で消えかかったブドウ作りを復活させた村・マドラサ、少数民族ウディが暮らす村・ニジ、かつてシルクロードの隊商が行き交った古都・シェキ、5〜6世紀に拓かれたというシルクロードのオアシス都市・ガンジャ・・・。カスピ海とコーカサス山脈がもたらす恵みの土地では、この地を過ぎ去った数々の歴史を今に伝える人々と出会うことができる。大国に挟まれ、歴史に揉まれて来たこの地で、誇り高く民族の歴史を守り続ける男や女たち。シルクロードの要衝であったアゼルバイジャンの街道を辿る。



コロナ禍の現在、簡単に海外旅行に行ける状況ではありませんが、だからこそ、テレビを通して魅力あふれるアゼルバイジャンに是非触れてみてください。

少しだけ写真もご紹介しますね。

◆バクー
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◆シェキ
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posted by Backbone at 17:02| アゼルバイジャン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月01日

今夜9時より「なるほど!ザ・ワールド 新春ナゾだらけの国SP」放送

あけましておめでとうございます。
2019年を迎え、スタッフ一同、また新たな気持ちで、一層の努力をもって精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


早速ですが、今日夜9時より、弊社が撮影コーディネート及びリサーチを担当した下記の番組が毎日放送されます。



なるほど!ザ・ワールド 新春ナゾだらけの国SP【よく知らない国に女優達が潜入】

1月1日(火) 21:00〜23:30
フジテレビ系列


是非ご覧下さい。


■番組公式ホームページより


世界にはまだ、アナタの知らない国がある…日本人がなかなか足を踏み入れない国、そこには一体なにが待っているのでしょうか?そんなナゾだらけの国に豪華レポーターたちがいざ入国!
女優の黒木瞳が向かうのはカスピ海に面した超親日国・アゼルバイジャン共和国。“第二のドバイ”とウワサされる石油大国のナゾに迫ります。一方、南野陽子はアフリカのタンザニア連合共和国へ。そこにはアフリカの超高級リゾート地が!ヨーロッパのセレブしか行けないとウワサの、魅惑のリゾートを紹介します。そのほか、世界一大きな島・グリーンランドや世界一のお金持ちが集うと言われるルクセンブルクへの潜入リポートも。驚きと「なるほど!」な世界をたっぷりとお届けする2時間半スペシャルにご期待下さい。




posted by Backbone at 08:45| アゼルバイジャン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月23日

アゼルバイジャンのキナリック村

アゼルバイジャン北部、大コーカサス山脈の中、海抜2300mに位置するキナリック村。
以前は1年のうち9ヶ月は雪のために孤立していましたが、2006年に大統領が訪問してアスファルトの道路が作られ、冬の間も完全に孤立することはなくなったようです。
裏を返せば、キナリック村が21世紀まで古の生活様式を維持することができたのは、この立地のおかげだとも言えるのですが。
彼らは、カティーシュ語という村独自の言語も持っています。
冬に孤立しなくなって現在でも、11月くらいになると、冬の厳しい生活を避けるため、近くのクバの街や首都のバクーに行ってしまう人も多いようです。


夏のキナリックはと言えば、さわやかな緑の美しい村です。
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Credit:Gulustan

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Credit:Gilad.rom


しかし、昨年9月末に村を訪れた際には、すでに雪が積もっていました。
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雪が降り霧に覆われる悪天候の中でも、、、
キナリック村の人々は温かく迎えてくれました。


ジャラルさんは、妻と子供二人、父親との5人暮らし。
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牛と羊がおり、農業に従事しています。
また、ロシア製の四輪駆動車を持っていて、村とグバの町の間で人や物を運ぶ仕事もしています。


羊は、この村の人々の主な収入源です。
男性は山で羊を飼い、女性は自宅でウールのカーペットを織ります。
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このカーペットを織った女性のお孫さんがナティクさん。
妻と子供4人の6人暮らしです。
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羊200匹と牛7頭、馬1頭を所有しています。
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冬の間は羊をコーカサス山脈の南側へ移動させ、観光省のオフィスで働いているんだそうです。


彼の家は、先祖代々が住んできたもの。
近くの川に流れてきた石とキナリック地方にしかない特別な泥を使って造られています。
地元のその泥は、乾いた後は、雨や雪にも強く、湿気も通さず、冬には家の中を暖かく保ってくれるんだそうです。
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「住宅を建設するための完璧な材料が全て家の近くで見つかるのは魔法のようだね」とナティクさんは話してくれました。


窓からの眺めは最高のはずなのですが、、、
この日は霧が濃く、ぼんやりしか見えませんでした。
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この村にはガスがありません。
この地方では馬ふんと牧草の発酵熱を暖房に活用しているそうです。
それを夏の間に準備しておくらしく、家の周りにたくさん積まれていました。
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料理にもこれを活用することもあるんだとか。


今年もまた後1カ月もすれば雪が降り、厳しい季節が到来するんですね。



posted by Backbone at 10:43| アゼルバイジャン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月27日

シェキ・ハーンの宮殿と窓職人

アゼルバイジャンで最も美しい古都として知られるシェキは、シルクロードの中継地として栄えました。
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「シェキ・ハーンの宮殿」は、18〜19世紀にこの地を支配したシェキ・ハーンによって建設された夏の離宮です。
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建設当時には城塞の中に40ほどの建物があったそうですが、そのほとんどが破壊され、他で残っているのは南側にある冬の宮殿だけです。
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2階建ての「シェキ・ハーンの宮殿」は、外観も美しいのですが、内部はさらに見ごたえがあります。
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ゲストルームの窓と床に映る窓

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遅い午後の時間の床に映る窓

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シェキカーンの部屋の窓から


宮殿内の窓は、イタリアのヴェネティアからその昔隊商が運んだとされるガラスとシェキのクルミ材を接合して作られており、1本のくぎも使われていません。
「シェバカ窓」と呼ばれます。

この「シェバカ窓」の修復に携わっている窓職人さんと出会いました。

彼の名前はトフィークさん。
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彼の工房の展示スペースで

お父様のアシュラフさんはシェキで唯一のシェバカ職人だったそうです。
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工房に飾られた父アシュラフさんの写真

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左:父のアシュラフさん 右:トフィークさん

アシュラフさんの家は代々大工で、「シェキ・ハーンの宮殿」の屋根を修復する仕事をきっかけに宮殿に出入りするようになり、「シェバカ窓」に魅せられました。

それで、造り方を独学で習得し、宮殿内に工房を作り、その工房で後身に技術を教えてきました。

工房は、数年後宮殿前にある古いアルバニア協会(5世紀頃の建築)の中に移り、さらにその10年後宮殿近くの現在の工房へ移りました。
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工房の入り口と窓

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工房の庭からみた窓

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工房の中の一部屋

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昔工房があったアルバニア教会


息子であるトフィークさんも、小さな頃から工房へ出入りして父親から技術を学び、18歳で職人として仕事を始めました。
彼が生まれて始めて見たシェバカは、ベビーベッドの周りを囲んでいた父親製作のきれいな色のガラスで、今でもその光景が鮮明に残っていると話していました。

現在は2人の息子さんも職人となっており、工房では7人の生徒に技術を教えています。

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ガラスを特別な工具で切る
 
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組み立てる前のガラス

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窓を作る木材


夏の宮殿と冬の宮殿、どちらも正面に大きなシャバカがありメッカの方角に向いています。

トフィークさんは2002年に冬の宮殿、2011年には夏の宮殿の修復、監修を務め、息子さん達も修復に参加したそうです。
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トフィークさんが修復した窓

建物とともに受け継がれていく技術。
こうした技術を受け継ぐ人々がいなければ、美しい建築もまた生き続けることはできないことをあらためて思い知らされた出会いでした。


posted by Backbone at 10:36| アゼルバイジャン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月30日

アゼルバイジャン・ラヒジ村の革職人

ラヒジ村には、銅細工以外の職人さんもいます。

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サラーグさんは、この村に2人しかいない革職人の一人です。

主に馬具や靴などを作っています。

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銅細工職人のナザルさん同様、サラーグさんも、小さい頃から父親に技術を習い、18歳頃から職人として働き始めました。

その後3年ほど学校で銅加工技術も習ったらしいのですが、結局革職人として働くことを決意し、1995年に村の入り口の近くに自分の工房を作ったそうです。

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工房から自宅までは徒歩5分。

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サラーグさんの住宅はおじいさんの建てたもので、築約150年とのことです。

現在、サラーグさんの時間のある時に、少しづつ建て増し工事をしています。

DIYですね。



バルコニーに窓をつけて室内化したアイナバンドでは仕事をすることもあるそうですが、夏場は家族団らんの場となります。

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リビングの窓から見える景色はとてもきれいでした。

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サラーグさんは牛や馬も持っていて、隣村への買い物や畑に行くときには馬で行くと言っていました。

なんか、おとぎ話の世界のようですね。


posted by Backbone at 18:44| アゼルバイジャン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする