2018年09月25日

2つののコンゴの首都:キンシャサとブラザヴィル

アフリカには、「コンゴ」という名を持つ国が2つあります。

ひとつが「コンゴ共和国」、もうひとつが「コンゴ民主共和国」です。

「コンゴ民主共和国」の方は、年配の方々にとっては「ザイール」(1971年〜1997年)という国名の方がなじみがあるかもしれません。

歴史的には、両国とも、14世紀末から19世紀末にあった「コンゴ王国」の一部でした。


現在、その二つのコンゴの首都は、川を挟んで向かい合っています。
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川幅だけのわずかな距離しか離れていない2つの国の首都。

2つの異なる国の2つの首都が、一つの都市圏を構成している例は、世界でもここだけと言えそうです。

「コンゴ民主共和国」の首都「キンシャサ」と「コンゴ共和国」の首都「ブラザヴィル」。


今日は、その二つの街の写真を少しだけご紹介します。

キンシャサの空港です。
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キンシャサの写真をいくつか。
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船でコンゴ川を渡って、ブラザヴィルへ。
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ブラザヴィルの街中です。
キンシャサよりはずっとこじんまりしていて、少し穏やかな感じでしょうか。
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どちらの国も公用語はフランス語でとなっています。
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また、別の機会に、他の写真もご紹介してくつもりですので、どうぞお楽しみに!


posted by Backbone at 12:31| コンゴ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月17日

ナイルデルタで川とともに暮らす人々(2)水門付近

古代エジプトの時代から、ナイル川の水門は、エジプトの農業、灌漑において重要な役割を果たしてきました。

現在、エジプトのナイル川にはダムも含めて10個の水門があります。

前回ご紹介したロゼッタ支流にも3つの水門があります。
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その水門の一つの近くに遊園地がありました。
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ナイル川から石段を登ってみたのですが、誰もいません。

暑さゆえ、日が暮れてから深夜1時までが営業時間のようです。

暑い国の子供達は直射日光を浴びながら昼間の遊園地で遊ぶなんてことはしないんです。

子供も大人も、太陽が沈んでから深夜まで遊びます。




水門近くに暮らす大家族に出会いました。

当初の目的地はこの豪邸だったんですが、住人は現在海外滞在中。
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でも、おかげで、そのお隣さんと仲良くなりました。

お隣さんの家業は魚の養殖と農業の両方。

兄弟親族みんなで助け合って仕事をしているそんだとか。

お宅はナイル川から小道を10m上がったあたりにあります。
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お隣の豪邸とは違って、外塗りもしていない家ですが、この家に20人が暮らしています。
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中庭を覗いてみると、兄弟が地引網に鉛の錘をひとつずつ取り付けているところでした。
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庭はナイル川沿いにもあり、そこでは木材で筏用の枠を作っていました。
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家の隣には、オレンジやレモンの果樹園もあります。
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「イスラム―では、分かち合って生きるのは普通とのこと。

親を大切にするのも当たり前のこと。

みんなで頑張って、たくさんのボラを外国にガンガン輸出するのが夢なんだ」

こんな素敵な笑顔で、そう語ってくれました。
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posted by Backbone at 10:33| エジプト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月10日

ナイルデルタで川とともに暮らす人々(1)

ナイル川の分流の一つ、ロゼッタ支流。

それが地中海に流れ込む河口にある町がロゼッタです。

エジプトでは「ラシード」と呼ばれます。

「ロゼッタ」ときいて、聞き慣れたかんじがするのは、ここでかの有名な「ロゼッタ・ストーン」が発見されたからです。


ロゼッタ付近には、一族単位で生け簀を所有し、魚の養殖を営んでいる漁師さんたちがいます。
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とても人懐っこい漁師さんたちで、生け簀のひとつに手漕ぎボートで案内してくれました。

稚魚を追い込みで捕まえて、生け簀で育てているんだそうです。
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魚のえさはパン。
小舟の上に乗せた白い袋に、餌となるパンが入っています。
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生け簀の上には小屋も建てられており、成長したボラが盗まれないよう、夜間も必ず誰かが泊まり込んで番をしているんだそうです。

番犬として犬を飼っている人もいました。
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ロゼッタから1時間ほど川をさかのぼったところでは、漁船を作る家族に出会いました。

水辺に漁船の工房があり、そのすぐ後ろが煉瓦造りの自宅になっていました。
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船1艘を1カ月かけて完成させるんだそうです。
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「船の材料の木材の価格も高くなっている今日、生活は決して楽ではないんだ」

「でも、祖父も、父も、自分と同じ仕事をしてきた。おそらく、息子たちもここで暮らし、漁船を造り続けるだろう」

そう言った男性の笑顔は、とても明るくて、とても素敵でした。

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カイロの都市部とは全く異なる暮らしですが、

「エジプトはナイルの賜物」の言葉どおり、

ナイルの恩恵を受けながら、ナイルと寄り添って暮らすエジプト人の姿には、ちょっと感動でした。









posted by Backbone at 19:16| エジプト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする