弊社が撮影コーディネートを担当した下記の番組が、今週水曜の夜9時から放送予定です。
■2018年8月29日(水)夜9時から
テレビ東京
『家、ついて行ってイイですか?海外SP!』
マラソンで東京オリンッピク出場を夢見るエチオピアの若者が登場します。
◆公式ホームページより
ゲスト : 加藤一二三、秋元真夏(乃木坂46)
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是非ご覧ください!!
2018年08月27日
2018年08月23日
アゼルバイジャンのキナリック村
アゼルバイジャン北部、大コーカサス山脈の中、海抜2300mに位置するキナリック村。
以前は1年のうち9ヶ月は雪のために孤立していましたが、2006年に大統領が訪問してアスファルトの道路が作られ、冬の間も完全に孤立することはなくなったようです。
裏を返せば、キナリック村が21世紀まで古の生活様式を維持することができたのは、この立地のおかげだとも言えるのですが。
彼らは、カティーシュ語という村独自の言語も持っています。
冬に孤立しなくなって現在でも、11月くらいになると、冬の厳しい生活を避けるため、近くのクバの街や首都のバクーに行ってしまう人も多いようです。
夏のキナリックはと言えば、さわやかな緑の美しい村です。

Credit:Gulustan

Credit:Gilad.rom
しかし、昨年9月末に村を訪れた際には、すでに雪が積もっていました。

雪が降り霧に覆われる悪天候の中でも、、、
キナリック村の人々は温かく迎えてくれました。
ジャラルさんは、妻と子供二人、父親との5人暮らし。


牛と羊がおり、農業に従事しています。
また、ロシア製の四輪駆動車を持っていて、村とグバの町の間で人や物を運ぶ仕事もしています。
羊は、この村の人々の主な収入源です。
男性は山で羊を飼い、女性は自宅でウールのカーペットを織ります。

このカーペットを織った女性のお孫さんがナティクさん。
妻と子供4人の6人暮らしです。

羊200匹と牛7頭、馬1頭を所有しています。

冬の間は羊をコーカサス山脈の南側へ移動させ、観光省のオフィスで働いているんだそうです。
彼の家は、先祖代々が住んできたもの。
近くの川に流れてきた石とキナリック地方にしかない特別な泥を使って造られています。
地元のその泥は、乾いた後は、雨や雪にも強く、湿気も通さず、冬には家の中を暖かく保ってくれるんだそうです。



「住宅を建設するための完璧な材料が全て家の近くで見つかるのは魔法のようだね」とナティクさんは話してくれました。
窓からの眺めは最高のはずなのですが、、、
この日は霧が濃く、ぼんやりしか見えませんでした。


この村にはガスがありません。
この地方では馬ふんと牧草の発酵熱を暖房に活用しているそうです。
それを夏の間に準備しておくらしく、家の周りにたくさん積まれていました。

料理にもこれを活用することもあるんだとか。
今年もまた後1カ月もすれば雪が降り、厳しい季節が到来するんですね。
以前は1年のうち9ヶ月は雪のために孤立していましたが、2006年に大統領が訪問してアスファルトの道路が作られ、冬の間も完全に孤立することはなくなったようです。
裏を返せば、キナリック村が21世紀まで古の生活様式を維持することができたのは、この立地のおかげだとも言えるのですが。
彼らは、カティーシュ語という村独自の言語も持っています。
冬に孤立しなくなって現在でも、11月くらいになると、冬の厳しい生活を避けるため、近くのクバの街や首都のバクーに行ってしまう人も多いようです。
夏のキナリックはと言えば、さわやかな緑の美しい村です。

Credit:Gulustan

Credit:Gilad.rom
しかし、昨年9月末に村を訪れた際には、すでに雪が積もっていました。

雪が降り霧に覆われる悪天候の中でも、、、
キナリック村の人々は温かく迎えてくれました。
ジャラルさんは、妻と子供二人、父親との5人暮らし。


牛と羊がおり、農業に従事しています。
また、ロシア製の四輪駆動車を持っていて、村とグバの町の間で人や物を運ぶ仕事もしています。
羊は、この村の人々の主な収入源です。
男性は山で羊を飼い、女性は自宅でウールのカーペットを織ります。

このカーペットを織った女性のお孫さんがナティクさん。
妻と子供4人の6人暮らしです。

羊200匹と牛7頭、馬1頭を所有しています。

冬の間は羊をコーカサス山脈の南側へ移動させ、観光省のオフィスで働いているんだそうです。
彼の家は、先祖代々が住んできたもの。
近くの川に流れてきた石とキナリック地方にしかない特別な泥を使って造られています。
地元のその泥は、乾いた後は、雨や雪にも強く、湿気も通さず、冬には家の中を暖かく保ってくれるんだそうです。



「住宅を建設するための完璧な材料が全て家の近くで見つかるのは魔法のようだね」とナティクさんは話してくれました。
窓からの眺めは最高のはずなのですが、、、
この日は霧が濃く、ぼんやりしか見えませんでした。


この村にはガスがありません。
この地方では馬ふんと牧草の発酵熱を暖房に活用しているそうです。
それを夏の間に準備しておくらしく、家の周りにたくさん積まれていました。

料理にもこれを活用することもあるんだとか。
今年もまた後1カ月もすれば雪が降り、厳しい季節が到来するんですね。
2018年08月01日
ワールドカップ2018決勝戦当日のクロアチア
前回、ワールドカップ2018決勝戦の日を迎える直前のクロアチア、ザグレブの様子をお伝えしました。
今日は、決勝戦当日の様子をご紹介します。
ワールドカップ決勝戦の日、ザグレブは朝から土砂降りでした。

カフェでは朝早くから場所取り合戦。早くもガッツポーズがでています。

広場では中継・撮影スタッフが雨と格闘中。

「クロアチアンヘッド」って言えばいいのでしょうか??
それとも「クロアチアンフェース」(笑)??

フランスに4点目を取られ、みんな手に汗を握りしめています。

心の奥で念じるかのように画面を見守ります。

パブリックビューイングの大画面が設置されている広場近くのカフェや、レストラン、パブで観戦していた人たちは、最後の瞬間まで奇跡を信じて応援を続けていましたが、結果は4対2の敗戦。

しかし、しかし、しかし、試合終了後、広場のサポーターたちの顔に落胆の色は見えませんでした。
サポーターの表情はすぐに満足と喜びに変わり、
互いに抱き合い、手を合わせ、
ワールドカップの決勝戦で最後の瞬間まで戦いぬいた選手たちのことを心から讃えているように見えました。
クロアチア代表選手を讃える大合唱と共に広場に押し寄せてきたサポーターの波。
そして、彼らひとりひとりの清々しい表情。

ロシアのスタジアムの表彰式で、ずぶ濡れのユニフォームを着たコリンダ・グラバル=キタロヴィッチ大統領が、力を出し切った代表選手の一人一人を自分の腕に迎え、まるで我が子を守るように抱擁し、その姿が全世界に中継されましたね。
その場面を見て、決勝戦前日、広場近くで、ある老人が語った言葉を思い出しました。
「クロアチアが決勝戦までたどりついたこと、それこそが勝利なんだ。今のクロアチアにとっては十分すぎるプレゼントだよ。最後の戦いが終わった時、その結果が勝ちでも負けでも、人々はチームを祝福するはずだ。」
「素晴らしい決勝戦をありがとう。そして、初の決勝戦進出おめでとう。」
広場にいる人ひとりひとりに、心からそう伝えたくなった夜でした!

Russian Presidential Press and Information Office
今日は、決勝戦当日の様子をご紹介します。
ワールドカップ決勝戦の日、ザグレブは朝から土砂降りでした。

カフェでは朝早くから場所取り合戦。早くもガッツポーズがでています。

広場では中継・撮影スタッフが雨と格闘中。

「クロアチアンヘッド」って言えばいいのでしょうか??
それとも「クロアチアンフェース」(笑)??

フランスに4点目を取られ、みんな手に汗を握りしめています。

心の奥で念じるかのように画面を見守ります。

パブリックビューイングの大画面が設置されている広場近くのカフェや、レストラン、パブで観戦していた人たちは、最後の瞬間まで奇跡を信じて応援を続けていましたが、結果は4対2の敗戦。

しかし、しかし、しかし、試合終了後、広場のサポーターたちの顔に落胆の色は見えませんでした。
サポーターの表情はすぐに満足と喜びに変わり、
互いに抱き合い、手を合わせ、
ワールドカップの決勝戦で最後の瞬間まで戦いぬいた選手たちのことを心から讃えているように見えました。
クロアチア代表選手を讃える大合唱と共に広場に押し寄せてきたサポーターの波。
そして、彼らひとりひとりの清々しい表情。

ロシアのスタジアムの表彰式で、ずぶ濡れのユニフォームを着たコリンダ・グラバル=キタロヴィッチ大統領が、力を出し切った代表選手の一人一人を自分の腕に迎え、まるで我が子を守るように抱擁し、その姿が全世界に中継されましたね。
その場面を見て、決勝戦前日、広場近くで、ある老人が語った言葉を思い出しました。
「クロアチアが決勝戦までたどりついたこと、それこそが勝利なんだ。今のクロアチアにとっては十分すぎるプレゼントだよ。最後の戦いが終わった時、その結果が勝ちでも負けでも、人々はチームを祝福するはずだ。」
「素晴らしい決勝戦をありがとう。そして、初の決勝戦進出おめでとう。」
広場にいる人ひとりひとりに、心からそう伝えたくなった夜でした!

Russian Presidential Press and Information Office