2017年12月30日

サウジアラビアの世界遺産「ジェッダ歴史地区:メッカへの玄関口」

サウジアラビア第2の都市、ジェッダにある世界遺産
「ジェッダ歴史地区:メッカへの玄関口」を訪れました。

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シンドバッドの物語には、日没後には町の門をすべて閉じる話が出てきます。

その昔、アラブの都市では、外敵から町を守るために、夜は町の入り口を閉じていました。
ジッダ(ジェッダ)も昔はそうだったそうです。

夜に門を閉めるのは、古いアラブの街だけでありませんでしたね。
江戸の町でも、住区ごとに木戸があって、日没と共に締められ、木戸番がいたと聞きます。


門をくぐると、早速古い建物が目に入ってきます。

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窓は、イエメンで見た窓とよく似ています。

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さらに通りを進んでいくと、屋台がありました。

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茹でたヒヨコ豆に、酢、塩、胡椒をかけて食べます。
アラブでは、人気のストリートスナックです。

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昔からあるこの地区の屋根のない集会所です。

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今でも、日が暮れて暑さが少しやわらぐと、男衆が集まってきて、お茶を飲みながら時間を過ごすんだそうです。

ジッダは海に面しているので、夜でも湿度はかなり高いのですが、みんな、クーラーよりも自然の風がいいのですね。

旧市街には、このような少し年配の方が集まる場所とは別に、若者が集まるギャラリーも増え始めています。


緑色のマシュラビーヤが見えますね。
一階の中をのぞいてみると、民芸品のブティックになっていました。

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こんな可愛い「働くサウジアラビア人」人形が売られています。
ヒヨコ豆売りもいますね。

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油絵のギャラリーもありました。
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街をぶらぶら歩いているうちに、夜になりました。

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ゲームに夢中になっている3人のサウジアラビア人がいたので、話を聞いてみました。

日が暮れると、友人たちがここに集まって、ゲームをするのが、彼らの長年の日課なんだとか。

毎日欠かすことなく集まって、一日の出来事を話しながら、ゲームに興じるんだそうです。

私にも、「お茶を飲んで行け」と誘ってくださいました。

同じアラブに暮らしていても、サウジアラビアはどこか特別で、人々の暮らしも違うのでないかと思いがちです。

でも、実際には、ここジッダでも、出会う人出会う人みなさんとてもフレンドリーで、お茶をすすめてくれました。

ジッダでもほかのアラブと変わらないほのぼの体験ができて、外から見る石油王国とは異なる一面に触れられ、とてもうれしくなりました。


【参考:ユネスコ世界遺産公式WEBサイトより】

ジェッダ歴史地区:メッカへの玄関口
Historic Jeddah, the Gate to Makkah
サウジアラビア西部の港町ジェッダには、かつては紅海両岸地域に見られたものの、今ではほとんどサウジアラビアにしか残っていない紅海特有の建築が数多く残る。19世紀後半の商人たちが建設した塔状家屋で、装飾された木製の窓や扉を備え、その様式は、ローシャンタワーと呼ばれる。この町はメッカ巡礼の玄関口でもあり、世界中のイスラム教徒が集住する。ユニークな発展をとげた紅海建築と、良好に保存された都市要素、アラビアを目指して海伝いに到来する巡礼者たちの玄関口ということが、この町を特徴づけている。




posted by Backbone at 10:32| サウジアラビア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月27日

BS-TBS『世界の窓』アゼルバイジャン編が毎週金曜日放送中

先週の金曜日、弊社が撮影コーディネート及びリサーチを担当した下記の番組が放送されました。

BS-TBS『世界の窓』
#551アゼルバイジャン/シェキ「夏の宮殿」

今週末及び来年1月、アゼルバイジャン編が続々と放送予定です。

アゼルバイジャンは、多くの日本人にとって、まだまだ未知の国。
この魅力にあふれた国の人々の暮らしとともにある美しい窓の物語をぜひご覧ください。

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※次回放送予定
2017年12月29日(金)よる10:54〜11:00放送予定
BS-TBS『世界の窓』
#552アゼルバイジャン/バクー「風の町のガラス部屋」

◇BS-TBS番組公式ホームページより
2017年12月29日(金)放送予定
#552アゼルバイジャン/バクー「風の町のガラス部屋」
カスピ海沿岸のアゼルバイジャンの首都バクーは風の町と呼ばれている。石垣に囲まれた旧市街を、上を見て歩くと出窓が多いことに気づきく。それはまるでガラス張りのような小部屋。アイナバンドと呼ばれるその小部屋に、カスピ海からの風が吹き込むと夏は涼しく、太陽の光が入ると冬は暖かいのが特徴。急速に発展する首都の中で、旧市街はかつての姿をとどめている。


※先週の放送内容

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◇BS-TBS番組公式ホームページより
2017年12月22日放送済み
#551アゼルバイジャン/シェキ「夏の宮殿」
2017年12月22日放送
アゼルバイジャンのシェキはかつて40以上の王宮があった。今残っている2つのうちの一つ、夏の宮殿は客人をもてなすために1762年に建てられた。窓には細かい細工が施され、ガラスと木のモザイクを合わせると約1万4千個のパーツになり、釘や接着剤が使われずに組み立てられている。色彩豊かで芸術的な窓は、シェキの独特の文化。その窓を修復し、伝統の技術を後世に残そうと窓職人は学校を立ち上げた。



posted by Backbone at 02:51| アゼルバイジャン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月05日

アゼルバイジャンの家庭に招かれると

アゼルバイジャンの家庭に招かれると、大抵「チャーイ(お茶)?」という一言から始まります。

紅茶と一緒に必ず登場するのが手作りジャム!

紅茶を飲みながらジャムを食べるのがアゼルバイジャンの習慣なんです。

ジャムは、もちろんスーパーでも売られているのですが、基本は手作りです。

どこの家庭でも女性達が手作りしています。

チェリーやバラ、アンズ、ブラックベリー、プラム、リンゴ、モモなどなど‥‥。

ジャムの種類は、作る人の好みや時期によって様々です。

その時期に市場で売られている果物だったり、庭や近所で取れる新鮮な果物だったり‥‥。


甘さの加減も作る人の好みによって異なります。

みんな、それぞれに、「母の味」があるんだそうです。

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真ん中がアンズのジャム。右がブラックチェリーのジャム。
左はこの家の庭で取れたプラムを砂糖漬けにしたものです。

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上のジャムをいつも手作りしているのはこの家の奥さんとお嫁さん。
イスマイル地方のラヒジ村のおうちでした。



ガンジャから約40キロ、ギョイギョル湖への起点となる村ギョイギョルにある家のお嫁さんが出してくれたのは、定番のホワイトチェリーのジャムでした。

隣りの器に盛られたチョコレートも、どこのお宅でもよく見かけるものです。

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アゼルバイジャンの古都シェキから8キロ、キシュにあるアルバニア寺院の前の素敵な家で暮らす女性の家でもご馳走になりました。

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近所の山で採れた新鮮なブラックベリーで作ったジャムで、一度に4〜5キロ作り置きするそうです。

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アゼルバイジャンでは、ジャムは砂糖の代わりなのかと思いきや、
アゼルバイジャンの人達を見ていると、そうでもないようです。

驚くことに、彼らは、
角砂糖をポンと口の中に含んだ後に紅茶を流し込み、砂糖を溶かしながら紅茶を飲んだりもします。
その上、ジャムを食べ、
さらに、チョコレートにも手を出したり。

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甘いもののオンパレードですね。
posted by Backbone at 16:30| アゼルバイジャン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする