2017年07月31日

リオオリンピックの開会式

4年に1度のオリンピックで毎回仕事をさせていただけるのは、とてもうれしいことです。

リオオリンピック開催からはや1年。

今、私たちの目はすっかり3年後の東京を見つめています。


今回は、すでに懐かしくなってしまった1年前のリオオリンピックの開会式の写真を少しご紹介しようと思います。


大会の締めくくりの閉会式は、安倍マリオや着物姿の小池東京都知事の登場、日本のアーティストやパフォーマーたちの参加もあり、日本の皆さんには強い印象が残っているかもしれません。


しかし、同様に、開会式もすばらしいものでした。


8月5日、サッカーの聖地、マラカナン競技場で行われた開会式は、移民社会ブラジルの歴史を振り返り、その多様性を表現する中で、世界平和のメッセージが強くこめられたものでした。

もちろん、単にエンターテイメントショーとして見ても魅力的なものであったことは言うまでもありません。

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リオオリンピックでは、史上初めて「難民五輪選手団」が結成されましたね。

その選手団の中には、シリアからドイツに逃れたシリア人の女性水泳選手ユスラ・マルディーニもいました。


また、リオでは、エジプトからも120名のアスリートが参加しました。


アラブの選手たちも、今はもう、次の東京を目指してトレーニングに励んでいます。



最後に、おまけの写真を1枚。

間近で見たボルト選手です。

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身体も大きいですが、やっぱりオーラがすごいですね!





posted by Backbone at 20:33| スポーツイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月26日

ドバイのラマダーン

日本のテレビでも、「ランダーン」という言葉が普通に聞かれるようになってきました。

ラマダーン中にテロが増えるというようなマイナスのニュースもありますが、イスラーム諸国で人々がラマダーンを楽しんで過ごしていることや、ラマダーンの意味を伝える番組なども見られます。


そもそもラマダーン月は、「断食」という言葉から想像されるような「宗教的厳格さ」よりも、「共同体の一体感」や「感謝の気持ちの再認識」という言葉のほうが、イメージとしてしっくりきます。


ドバイのラマダーンもしかりです。


ここは世界中から人々が集まる有名なアトランティスホテルのラマダーン・テント。

500人収容可能な大テントでとなっています。
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ラマダーン中、レストランは、断食が解ける時間、つまり日没(マグレブ)まで閉まっています。

ビジネスオフィスビルの中にあるカフェなども、昼間は衝立を立てて外からは見えないようにしてあったり、公道で飲食すると警察から警告を受けたりします。
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あと少しで、日没を告げる空砲が聞こえます。

それまでに、自分の皿に好きな料理を取って、日が沈んだらすぐに食べられるよう準備しておきます。

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日没の空砲が聞こえたら、その日の初めての食事、いわゆるブレックファスト(朝食)になります。アラビア語では「イフタール」と言います。

このレストランでは、羊の丸焼きが大人気です。
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私は、ムール貝、ハムールのグリル、そしてクスクスのサラダを選びました。
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うーむ、美味しいそうなロースト。食べ過ぎないように気をつけないといけませんね。
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遊牧民の伝統料理は大人気です。
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ナッツ入りのデーツで飾られたなつめやしの木。

マカロンで飾られたモスクの尖塔。
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予約しないと入れないことに納得しきりの豪華な食事でした。


楽しそうな会話が弾むドバイの若者達ですが、日没のアザーンが聞こえるとなつめやしの実だけを食べ、まずは日没の礼拝に向かいました。
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豊かになったドバイで、若者の間にこうした信仰心が変わらずあることが、どこかすがすがしく、とても印象的でした。



この日がラマダーン月の最終日だからと、空砲を聞いてから、芝生でイフタールをとりに来た家族に出会いました。
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ナツメヤシの実、サンブーサク、ハリーサなどの地元料理を私達にも分けてくださいました。


分かち合いの月、慈愛の月の「ラマダーン」が終わると、3日間のラマダーン明けのお祭りがやってきます。

このご家族、ラマダーン明けの連休は、旅行に出るんだそうです。

クル アーム ウェントゥム ビハイル!
イード・ムバーラク!
HAPPY EID!


ラマダーン月の1カ月間、毎日、ブルジュハリーハァタワーの前の日没を告げる空砲がドバイテレビで中継されました。
ドバイ警察の皆さん、本当にお疲れ様でした。
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posted by Backbone at 12:23 | TrackBack(0) | UAE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月07日

ドバイワールドカップ2017

以前、このブログで、ドバイワールドカップの開かれるメイダン競馬場のことをご紹介しました。

今年も、3月25日、メイダン競馬場でドバイワールドカップが開催されました。
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ヨーロッパの競馬場でよくみられるように、メデイア関係者も華やかなハットをまとっています。
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現地ドバイの女性の正装は、やはりこれ、アバーヤですね。
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一方、ドバイの男性の正装は、ガドゥラにカンドゥーラです。
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ガドゥラとは男性が頭につけている布のことで、イカールという黒い輪で留めるのが一般的です。

また、カンドゥーラのほうは、中東湾岸諸国の男性が身に着けるワンピース状の民族衣装のこと。

このカンドゥーラの生地「トゥーブ」は日本製が人気で、最近では50%以上のシェアに達しているんだそうです。

日本の優秀な技術がこんなところでも役立っているんですね。



もちろん王族の衣装もカンドゥーラです。
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手前の黄色いカンドゥーラの男性が、現ドバイ首長のムハンマド・ビン・ラシド・アル=マクトゥーム。

日本の競馬ファンの間では王子であった時代から「シェイク・モハメド」として名の知られた方でした。

隣の白いカンドゥーラの男性が首長のご子息、ハムダーン皇太子です。

イケメン独身のハムダーン皇太子はドバイ女性の憧れの的。

ドバイだけでなく、世界的にも広く注目を集めており、ツイッターのフォロワー数は260万人超、インスタグラムのフォロワーはその倍以上の数となっています。


母親違いの幼い弟さんと戯れるハムダーン皇太子の姿を見ると、さらに好感度アップですね。
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この女性達も、皇太子が通り過ぎるのをうっとりと見ていました。
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ドバイワールドカップのレース賞金は、賞金総額1000万ドル(現在のレートで約11億円)、1着賞金600万ドル(約6億6000万円)で、昨年まで世界最高額でした。

※今年の1月、アメリカで第1回ペガサスワールドカップが開催され、賞金額がドバイワールドカップを上回りました。


いよいよレースが始まります。

皆固唾を飲んでレースを見守ります。

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結果はアメリカの牡馬アロゲートの勝利となりました。

アロゲートは、先ほど書いた第1回ペガサスワールドカップも制した馬なんです。
その強さに感動ですね。



表彰式ではハムダーン皇太子が直々にトロフィーを渡します。
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そして、盛大な花火とともに、夢のような一日が幕を閉じました。
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今から来年のレースが待ち遠しく、楽しみです。



posted by Backbone at 10:17 | TrackBack(0) | UAE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする