2019年05月09日

今夜放送のフジテレビ『直撃!シンソウ坂上』はドバイ

弊社が撮影コーディネートを担当した下記の番組が、今夜9時から放送予定です。

◇フジテレビ系列『直撃!シンソウ坂上』
2019年5月9日(木) 21:00〜21:54


*国民的人気ユニットの一員として人気を博したKのドバイ生活



◇公式サイトより

今夜の『直撃!シンソウ坂上』では、二人の芸能人の海外移住生活の真相に迫る。
番組では、国民的人気ユニットの一員として人気を博したKのドバイ生活、そしてドラマ、バラエティーなどで活躍した月9ドラマ女優Aのハワイ生活に独占密着を行う!

Kが暮らすのは中東随一の国際都市で、世界中のセレブが集うドバイ。
彼女の自宅は、世界最大の人工島「パームジュメイラ」にある超高級マンション。
彼女がドバイでの生活で最も大変だったと語るのは、三人の子供たちと一緒に暮らしていた時の食費で、何と1カ月で40万円もかかっていたという。
番組では、彼女の買い物に同行、そこで明らかになるドバイの衝撃的な物価とは果たして!〜




ドバイ生活の実際と美しい映像をお楽しみ下さい!

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posted by Backbone at 18:13| UAE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月06日

破壊された世界遺産「パルミラ遺跡」その3

ベル神殿に向かいました。

神殿は、入り口となる門以外、跡形もありませんでした。
目を疑うような光景です。
破片となった柱廊や梁が破片が門の周りに散乱し、瓦礫の山を作っていました。
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神殿の周辺を警備している政府軍の兵士によると、「この一帯にはISが多数の地雷が敷設していたが、全て撤去した」とのこと。
地雷はないという言葉に勇気を得て、神殿に近づいてみました。
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数トンもある柱や梁が砕け散っています。
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周辺の列柱の一部には破壊されずに残っているものもありました。
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神殿から数十メートル離れた場所にあった小石です。
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案内のマフムード氏はによると、「色から推測して、ベル神殿の柱の小さな破片だろう」とのこと。
「破壊は一瞬だ。何もかもが、粉々になってしまった・・」


列柱道路の入口にあった凱旋門のアーチも破壊されていました。
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一部が破壊されたローマ劇場です。
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警護のために同行してくれた4人の兵士は、皆リラックスした様子で、「日本人が来るとは珍しい」と記念撮影を求めてきました。
遺跡を回っている間、マフムード氏が、兵士たちに対して、パルミラの歴史のことを熱心に説明していました。
「ここに1年駐留しているが、詳しいことは知らなかった」と感心する兵士たち。
私の方を振り返ったマフムード氏は、「再び外国人観光客をここに案内できる日はいつになるだろうね」と、寂しそうでした。



posted by Backbone at 15:14| シリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月30日

破壊された世界遺産「パルミラ遺跡」その2

前回の続きです。

昨年9月に訪れたシリアのパルミラ。

パルミラ博物館の内部は無残な姿でした。

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壁や天井には爆発で大きな穴が開き、展示ケースのガラスは粉々に砕け、展示品は持ち去られていました。

博物館職員の話によると、この展示ケースは日本政府から寄贈されたとのことです。
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押し倒されたままの石像。
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展示品の中には、わずかですが、破壊をまぬがれたものもありました。
例えば、このモザイク画。
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人物の彫像(胸像)が展示されていた壁です。
彫像は持ち去られたそうです。
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壁の右のほうに、IS戦闘員が書いた「バーキヤ」という落書きが見えます。
「バーキヤ」とは「残留する」という意味の単語で、ISのスローガンの1つです。

ISの戦闘員は、彫像の頭部や顔の部分を執拗に破壊したようでした。
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破壊されはしたものの、持ち去られずにすんだ遺物は、館内の一角に集められていました。
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「遺物の修復と博物館の復旧にはまだまだ相当の時間がかかるよ」
博物館の職員は、そう話しておられました。


ただひとつ、学術上重要な遺物はISがパルミラに進駐する直前にダマスカスに移送されたことは救いです。
それらの遺物は、現在もダマスカス国立博物館に保管されているそうです。


博物館を出て、遺跡へ向かいました。


(次回へ続く)


posted by Backbone at 04:52| シリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月24日

破壊された世界遺産「パルミラ遺跡」

パリのノートルダム大聖堂の尖塔が崩れ落ちる映像はあまりに衝撃的でした。
世界の多くの人たちが、大きな悲しみを共有したことだと思います。

パリのノートルダム大聖堂は、1991年、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。
「長い歴史の中で生まれ、受け継がれ、将来においても重要性を持つ人類共通の宝物」である世界遺産。
世界中で広くそう認識されてるからこそ、ノートルダム大聖堂の火災のニュースに、国籍宗教を問わず、たくさんの人たちがショックを受け、再建のために多くの寄付が集まっているのでしょう。


シリアのパルミラ遺跡がユネスコの世界文化遺産に登録されたのは、ノートルダム大聖堂登録の11年前、1980年でした。

パルミラは、紀元前1世紀から紀元3世紀にかけてギリシャ・ローマの西方と東方を結ぶシルクロード交易で栄えた隊商都市です。

遺跡は、シリアの首都ダマスカスから砂漠の一本道を車で3時間ほど走ったタドムルにあります。

ずいぶん昔の話になりますが、初めてパルミラを訪れて、ローマ時代の列柱道路を目にした時の感動は今でも忘れることができません。

シリア内戦以前は、世界中から毎年15万人以上の観光客がこの遺跡を訪れていました。
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昨年9月、内戦後初めて、パルミラを訪れました。


同行してくれた観光省職員のマフムード氏は、以前旅行会社のガイドとして働いており、ダマスカスとパルミラ遺跡との間を数え切れないほど往復したそうです。
「外国人のツアー客と一緒に、何度も通った道ですね」
日本人観光客も案内したことがあり、日本語の挨拶などを今でも覚えていると話してくれました。

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内戦中の2015年5月、IS(イスラミック・ステート)がパルミラ全域を制圧。
紀元1世紀に建てられたベル神殿など、爆弾で次々に破壊していったそうです。

10年ほど前にパルミラを訪れた時には、パルミラ遺跡調査研究の第一人者であったハーレド・アスアド氏に博物館でお会いしましたが、現在は、博物館の展示品は破壊され、アスアド氏はISに捕らえられて殺害されたと聞きました。

2017年3月、政府軍はISを放逐しパルミラを再制圧しました。
現在、パルミラに至る道には、多くの検問所が政府軍によって設置されており、パルミラとその近郊一帯への入境は厳しく制限されています。
道中すれ違うのは軍用車ばかり。一般の乗用車はほとんど見かけません。


パルミラの町に到着し、まずは博物館を訪れました。
(次回に続く)



posted by Backbone at 01:00| シリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする