2020年01月24日

サウジアラビアの首都リヤド(1)

11月初旬、サウジアラビアの首都リヤドを訪問しました。
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訪問の1ヶ月ほど前、サウジアラビア政府は観光ビザを解禁しました。
以前サウジアラビアビザは商用・就労・巡礼などに限られていた上、取得に時間と手間がかかりましたが、今回はオンラインで申請し、2日ほどで取得できました。

観光ビザ解禁から間もない時期なので、入国審査に時間がかかるかもしれないと思っていましたが、審査は1分足らずで終了。
係官は「サウジアラビアへようこそ」と笑顔でパスポートを返してくれました。

リヤドは人口800万人、アラビア半島有数の巨大都市です。
以前、リヤドに住む友人から「リヤドは道路網が発達しているが運転マナーが悪いので交通事故が多い」と聞いており少々不安でした。
しかし、概ねマナーは良好な印象でした。
ドライバーの話では「交通事故の増加を重く見た政府の対策もあり、ここ数年でマナーが向上した」との事。
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リヤド市内はどこまでも平坦ですが、少し郊外に出ると岩山や渓谷が姿を現し、起伏に富んだ地形が見られます。
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市内中心部から車で西に30分ほど、ワーディー・ハニーファと呼ばれる渓谷の中に、日干しレンガでつくられた古い建造物群が姿を現します。
ここが第一次サウード王国(1744年-1818年)の首都だったディルイーヤの遺跡です。
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ディルイーヤは2010年にユネスコの世界遺産に登録されました。

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遺跡の修復作業が行なわれているほか、遺跡に隣接して劇場を含む複合文化施設の建設も進んでいました。
この施設の撮影は出来ませんでしたが、案内してくれた文化省の職員の方は「外国人観光客を受け入れるのはサウジアラビアにとって新しい試みですが、ここディルイーヤはじめ、サウジアラビア国内の遺跡はどれも魅力的だと思います」と話していました。

(次回に続きます)





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2020年01月16日

ドーハ・メトロと自動運転シャトル

サッカーU23アジア選手権でのグループリーグBでは、残念ながら、1年前のアジアカップのチャンピオンのカタールと準優勝だった日本がそろって姿を消してしまいましたね。
カタールは、スポーツアカデミー「アスパイア」を中心に、めきめきと力をつけてきましたが、サッカーの試合に絶対はないことを思い知らされます。

カタールは、2022年開催予定のサッカーワールドカップに向けて、着々と準備が進めています。
首都ドーハの都市交通「ドーハ・メトロ」もその一つです。
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2019年5月8日、まずは、ドーハの街を南北に縦断する「レッド・ライン」の一部が開通しました。その後、11月21日に「ゴールド・ライン」の一部が、12月10日に「グリーン・ライン」の一部が開通し、「レッド・ライン」の第一期区間の残りの路線が完成しました。
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メトロは、ドーハの中心エリアでは地下を、郊外には地上の高架を走ります。地上にある駅の外観はこんな感じです。
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ドーハ・メトロの車両。それを手掛けているのは、日本の会社、「近畿車輛」です。

近畿車輛のホームページには、ドーハ・メトロ用の車両が、ドイツの国際的なデザイン賞であるiF デザイン賞とRed Dotデザイン賞の2つの賞を受賞したことが書かれています。
http://www.kinkisharyo.co.jp/ja/special/topphoto/photo_doha-design.htm


ネット上では時々、日本国内でドーハ・メトロの出庫や陸送を目撃したという記事を目にします。
日本で製造された車両が、遠いカタールのドーハまで運ばれて走っていると思うと、感慨深いものがありますね。
そういや、いつだったか、エジプト・カイロの地下鉄の車内で、「近畿車輛」という名を目にして感動したこともありました。

近畿車輛の上述のホームページでも説明されていますが、ドーハ・メトロの車輛の客室には、「スタンダードクラス」「ファミリークラス」「ゴールドクラブ」の3種類があります。

スタンダードクラスとファミリークラスの料金はどこまで乗っても一律2カタールリアル(約60円)。1日パスが6カタールレアル(約180円)。
また、ゴールドクラブは10カタールレアル。1日パスが30カタールレアル。
スタンダードクラスの5倍の料金設定ですが、1人掛けの座席が左右の壁に沿って向かい合う形で配置されており、豪華で快適な車内となっています。
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先月、カタール投資庁は、フォルクスワーゲン(VW)とともに、2022年末までに公共交通機関ネットワークに自動運転車両によるサービスを導入することを発表しました。
「2022年ドーハで自動運転シャトル運行開始!」。
こちらも楽しみです。





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2020年01月14日

サッカーワールドカップ2020の開催国カタール

現在タイで開催されているサッカーU23アジア選手権において、日本は、サウジアラビアとシリアに連敗し、1次リーグ敗退が決まってしまいましたね。
グループリーグの最終戦である明日の対戦相手はカタールです。
カタールは、昨年1月のアジアカップで、日本のA代表が決勝で敗れた国。
なんとしても一矢報いてほしいものです。

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カタールと言えば、2020年のFIFAワールドカップの開催国です。
カタールは開催国枠の出場が決まっており、着々とチームの強化を進めています。
日本は、2020年のワールドカップ出場をかけたアジア2次予選の最中ですね。


カタールの首都ドーハでは、昨年12月に、FIFAクラブワールドカップも開催されました。
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同じアラブであるエジプトの英雄モハメド・サラーがカタールでも大人気で、リバプールの試合は超満員でした。
今年2020年のクラブワールドカップもカタールで開催予定です。

2019年のクラブワールドカップのアフリカ大陸代表は、チュニジアのエスペランスでした。
エスペランスのサポーターの熱心さは有名で、ドーハでもたくさんのエスペランス・サポーターに出会いました。

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カタールは、岐阜県よりは少し広いけれど、秋田県よりは少し狭いくらいの、小さな小さな国です。
面積的にはそんな小さなカタールは、ワールドカップ開催のため、現在たくさんのスタジアムの建設工事あるいは拡張工事を進めています。
ホテルもたくさん必要になりますし、公共交通の整備も求めらます。
カタールの建設ラッシュはまだまだ続きます。

昨年は、ドーハの都市鉄道である「ドーハ・メトロ」の一部が開通しました。
次回は、その「ドーハ・メトロ」をご紹介しましょう。

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2019年12月17日

明日12月18日放送のBS-TBS『新・地球絶景紀行』はモロッコです!

10月から新シリーズとして復活したBS-TBS『新・地球絶景紀行』

明日12月18日の放送はモロッコです。

『新・地球絶景紀行』 #10 モロッコ・色彩の王国
2019年12月18日(水)よる10時 BS-TBS


地中海に面した町『エッサウィラ』から、
モロッコを代表する「ザ・モロッコ」の街『マラケシュ』まで。
モロッコも様々な顔が見える旅をお楽しみください。


■『新・地球絶景紀行』公式サイトより
#10 モロッコ・色彩の王国
多文化が混ざり合う国・モロッコの、様々な“色”に出会う旅。
スタートは“芸術の街”として人気の南部の港町・エッサウィラ。先住民族ベルベル人のあり方を教えてくれる、魅力的なアートと出会います。
モロッコの名産品・アルガンオイルを生産するベルベル人の村に立ち寄り、エネルギッシュな街・マラケシュへ。
ハイライトは、世界中の植物が咲き誇る「マジョレル庭園」。フランスのファッション・デザイナー、イヴ・サンローランの別荘です。
旅の最後を彩るのは、マラケシュから飛ぶ気球。雄大な朝焼けの絶景が、1日の始まりを照らします。



なお、先週の放送も、弊社が撮影コーディネートを担当した「#9 ジョージア 千年の塔と生きる」でした。

毎週、心ときめく世界の絶景に出会えますので、ぜひぜひお見逃しなく!

■先週12月11日の放送
『新・地球絶景紀行』公式サイトより
#9 ジョージア 千年の塔と生きる
8000年の歴史をもつジョージアワイン
ユーラシア大陸の十字路にあるジョージア。昔から幾度となく戦争に巻き込まれ、他の国に支配された歴史を持つ。しかし、自らの文化や伝統を絶やすことなく守り続け、今では世界遺産や無形文化遺産となって国じゅうに残されている。その1つがジョージアワイン。壺を土の中に埋め、ブドウの果汁を流し込みじっくり発酵させるという昔ながらの製造法だ。ブドウ本来の味を活かした、ジョージアならではの琥珀色に輝くワインを愉しむ。
古都ムツヘタの世界遺産を訪ねる
かつてジョージアの前身、イベリア王国の首都として栄えたムツヘタ。ジョージア最古の教会と言われるスヴェティツホヴェリ大聖堂やジュワリ教会などの世界遺産がある。スヴェティツホヴェリ大聖堂には、イエス・キリストが処刑された時に来ていたローブが埋められているという伝説も残されている。ムツヘタの町を見下ろす丘の上に建てられたジュワリ教会からの夕景は必見。
旅の終わりはスヴァネティ地方
最終目的地はジョージア北部スヴァネティ地方。標高4000メートルを超えるコーカサス山脈の麓にいくつも村が点在している。敵から身を守るために建てられた石の塔は、一家に一つ残されている。中でもアッパースヴァネティ地域には、千年以上前に建てられた石の塔が残るウシュグリ村など、美しい景観が世界遺産になっている。また、無形文化遺産であるジョージア独特の音楽・ポリフォニーは紀元前5世紀から語り継がれてきた。高らかな音色が氷河の山々に響き渡る






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2019年12月13日

チュニジアの古都カイルアン 〜ビルバルータ〜

首都チュニスから160キロほど南下した内陸にある聖都カイルアン。
その歴史は古く、街は7世紀後半イスラム勢力のウマイヤ王朝が侵攻した頃から発展しました。
今現在も旧市街には中世の街並みが残されており、メッカ、メディーナ、エルサレムに次ぐ第4の聖都としてイスラム教徒の巡礼の地となっています。
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そのカイルアンの街の旧市街にビルバルータと呼ばれる井戸があります。
大切な井戸を守るため、17世紀頃に井戸を囲むこの建物が作られました。
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8世紀頃に見つかったこの井戸にはイスラム教の聖地メッカに通じるという伝説があり、聖水を求めて今でも毎日多くのイスラム教徒が訪れます。   
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ラクダが滑車の周りをぐるぐると歩き、井戸の水を汲み上げてくれます。
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壺の中はいつも聖水で満たされています。
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聖水の後ろには鮮やかな色ガラスの素敵な窓があります。
鉄格子のデザインは、まるでズラビヤと呼ばれる小麦粉とはちみつで出来たアラブの甘いお菓子のようですが、
この種類の鉄格子の窓もまた、お菓子の名前と同じくズラビヤと呼ばれています。
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断食の頃によく食べるお菓子ズラビヤ。
カイルアンの旧市街の中の市場でもたくさん売られています。
本当に鉄格子の装飾に似ていますね。
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色ガラスの赤は太陽、緑は天国、青は空、この三色で平和を表しているんだそうです。
カイルアンの様々な場所でこの伝統的な配色が使われており、人々の平和への願いが伝わってきました。
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